日本独自のエンタメ文化 秋葉原メイドカフェ生みの親をNBCアナウンサーが取材【長崎】
25日から2日間、長崎市で サブカルチャーの聖地・秋葉原の“メイドカフェ”が出展するイベント『Nagasaki kawaii fes』が開かれます。
実はいま、メイドカフェは男性だけでなく女性の人気も高まっています。日本 独自のエンタメ文化のひとつ “メイドカフェ” を東京 秋葉原で、久富アナウンサーが体験しました。人気の背景にはメイドたちの熱い思いがありました!「おかえりなさいませ、お嬢様!」「うーとかき集めたあとに萌え~!」「3、2、1」「萌え萌えキューン!」
「Thankyou!」メイド服姿のウエイトレスと”萌え”なサービスを楽しめるメイドカフェ。
性別や国籍を問わず人気で非日常の空間です。
生みの親はメイドhitomiさん
サブカルチャーの聖地、東京・秋葉原。
『メイドカフェ』を含む『コンセプトカフェ』は秋葉原だけで現在200店舗以上。中でも有名店の一つがこの『あっとほぉーむカフェ』です。メイドカフェと言えばおなじみのこのフレーズ…hitomiさん:「萌え萌えキュン」生みの親はこの店のメイドhitomiさんです。
現在は東京・大阪あわせておよそ500人いるメイドのトップで、運営会社の執行役員も務めます。志賀 瞳さん:
「私がメイドを始めた18年前とかってどちらかといえばメイドカフェっていうのもあまりなかったですし…。
秋葉原にいらっしゃる方たちもいわゆるディープな方と言いますか、すごく秋葉原が好きな、多分イメージされるようなメイド好きだったり、アニメ好きだったりっていう方が多かったんですけど。
近年はすごく変わってきておりまして、女性が好きな空間になってきてもいるのかなっていうふうには感じてます」
コロナ禍でも来客者は増加 人気の背景には女性客が
来店客の数はコロナ禍でも2020年度以降は増加傾向です。
なかでも最近目立つのは女性客です。おととしは全体の半数を占めました。人気上昇のカギは『かわいい』
定番メニューのサンデーはハートとピンク尽くし。ふりふりの衣装に淡い色を基調とした内装。空間のすべてが女の子をときめかせます!来店客:「かわいい!」「やばい」
(Q:どうして来ようって思ったんです?)
来店客:
「ずっと来たくて」
「憧れの場所だったんで。萌えを感じたい、癒されたい」癒しの空間は男性にも変わらず人気です!来店客:
「ここでパワーをいただいたのでね、頑張っていけそうです」
(Q:また来たいですか?)
「はい、もう良い思い出になったので」「また来たいです」この “かわいい” が溢れるカフェで、久富アナも “萌え” を体験してきました。
久富アナもフリフリ♪萌え萌え♪を共同作業
ふわるさん:「おかえりなさいませ、お嬢様!こちらへどうぞ~」この日接客してくれたのはメイド歴6年のふわるさん。客が店内を楽しめる時間はおよそ1時間です。ふわるさん:
「こちらはあいちゅ、のお飲み物と、あちゅあちゅ、のお飲み物たくさん用意しております」なかでもおすすめは…ふわるさん:
「ふりふりしゃかしゃか♪みっくすじゅーちゅとメイドのオリジナルカクテルがございます。
こちらのぴぴよぴよぴよ♪ひよこさんライスはふわふわの卵を目の前で開いてからメイドがケチャップでお絵かきをいたします」ふわるさん:
「失礼いたしまーす!お待たせいたしました」ふわるさん:
「私たちだけの力では完成しなくてお嬢様も一緒に参加していただくお飲み物でございます」久富アナ:「一緒に?」毎回色と味が変わるという人気のジュース!グラスに注ぐ前の共同作業です!ふわるさん:「せーの、フリフリ」
久富アナ:「フリフリ」ふわるさん:「シャカシャカ」
久富アナ:「シャカシャカ」ふわるさん:「萌え萌え」
久富アナ:「萌え萌え」ふわるさん:
「一緒に!萌え萌え~!ばっちりでーす!ありがとうございま~す!」この日の色は…“萌え萌えピンク”久富アナ:
「しゅわしゅわで甘くて…グレープフルーツの味」そしてこちらのメニューは、ふわふわの卵とメイドさんが目の前で描いてくれるケチャップでのイラストが人気のポイントです。ふわるさん:
「みうみうにゃん お嬢様のお顔を描きました~」久富 美海(みう)アナ:
「みんな、ご主人様・お嬢様がリクエストした絵を何でも描いてくださるんですか?」
ふわるさん:「そうなんです。全部全力でお応えして描いております」
プライドとスキルを支える『メイド検定』は6段階
誰にでも店での時間を楽しんでもらえるようこのカフェでは独自の『メイド検定』を実施。
メイドとしての知識や接客態度などが評価されます。
この結果などをもとにメイドは6段階に格付けされます。接客してくれた ふわるさんはたった3人しかいない『スーパープレミアムメイド』
その上の『レジェンドメイド』はhitomiさん1人です。志賀 瞳さん:
「やはりお給仕していく中でメイドたちもご主人様お嬢様に一生懸命お給仕をして頑張っている。
それが何かの形で認められたりとか、何かの形でしっかりとスキルとしてその子たちを証明してあげる何かっていうものが 元々あったらいいなっていうのを感じていて、こういった『メイド検定』っていうのを作りました」メイドとしてのプライドと高いスキルの維持。
その先にあっとほぉーむカフェと瞳さんが目指すものがあります。志賀 瞳さん:
「今の自分たちの子どもたちが、大人になるときまでに今よりももっとエンターテイメントスポットとして、その新たな日本の文化として認知してもらう──
そういう存在にしていくってことが自分の夢でもあるし、あっとほぉーむカフェをどなたでも楽しめる場所にしたい」日本の文化へ。発展を続けるメイドカフェ!“萌え”の世界には人々を癒す非日常とメイドたちの熱い想いが広がっています「萌え萌えキューン!」
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/nbc/396116
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